乳がん術後の乳輪乳頭アートメイク―施術当日の流れと、安心して受けていただくためのポイント ―
乳がん手術や乳房再建を経験されたあと、 「最後の仕上げ」として選択肢のひとつである乳輪乳頭アートメイク。 一方で、 「どんなことをされるのか想像がつかない」 「術後の皮膚に色を入れて大丈夫?」 「1回で終わるの?」 と不安を感じたまま当日を迎える方も少なくありません。 施術当日の流れを順を追ってご紹介しながら、 PMUアピアランスケア渋谷で大切にしている考え方とあわせてお伝えします。
①カウンセリング
確認する内容は、 ・乳がん手術の内容(全摘・部分切除・再建の有無と方法) ・術後からの経過期間 ・放射線治療の有無と時期 ・施術部位の皮膚の状態 (薄さ、硬さ、赤み、傷、感覚の有無 など) ・仕上がりのイメージのすりあわせ 乳がん術後の皮膚は見た目が落ち着いていても内部ではまだ回復途中であることも多いです。 基本的に主治医の許可や紹介状を確認させていただいております。 (※医療連携についてはこちらのブログをご参考ください 👉 ブログはこちらから) 皮膚の状態によっては安全を最優先し、施術を延期する判断をすることもあります。 当日カウンセリングから施術までご案内も可能です。
②乳輪・乳頭のデザインと色決め
実際にペンでお胸に大きさや形を描き、お身体全体とのバランスを確認していきます。
✔︎健側がある場合 健側を基準に、 ・乳輪の大きさ ・位置 ・色味 を細かく調整します。 ✔︎両側再建の場合 過去のお写真やご本人のご希望をもとに、今のお身体に自然になじむデザインを一緒に考えていきます。
③ 麻酔
施術前に表面麻酔(クリーム麻酔)を使用します。 術後は感覚が鈍くなっている方も多く、ほとんど痛みを感じない場合もあれば、 感覚が戻ってきておりチクチクとした刺激を感じる方もいます。 途中麻酔を追加しながら施術をすすめます。 ※痛みの感じ方には個人差があり、痛みが心配な方は局所麻酔(注射の麻酔)も可能です。
④ 施術
施術時間はカウンセリングからアフターケアを含めて、およそ2〜3時間 です。 施術中に特に大切にしているのは、 ・傷あとや再建皮膚に過度な負担をかけないこと ・色を一度に入れすぎないこと ・皮膚の反応を見ながら慎重に進めること ・陰影やモントゴメリー腺を再現してより自然に仕上げること など細かく調整しながら行なっております。
⑤ 施術直後からダウンタイム
施術後は、鏡で仕上がりを確認していただきます。 直後は、 ・色が濃く見える ・はっきりしすぎている ・赤みが気になる と感じることがありますが、2〜4週間ほどで徐々に落ち着いていきます。 ダウンタイムは1週間ほど。 ・洗浄や保湿の方法 ・日常生活の注意点 についてご説明します。
⑥ 定着・リタッチ(完成まで)
再建後の乳房や傷あとの上に施術するアートメイクは、色の定着の個人差が大きいです。 そのため1回で完成することは少なく、2回以上の施術で定着を確認しながら調整していきます。 施術の間隔は最短で1ヶ月です。 当院では『色素外来』といって、肌トラブルの有無や色の定着の状態について確認するためにご来院をお願いしております。 状態を確認し、患者様と相談しながら施術の計画を立てていきます。
おわりに
乳輪アートメイクは見た目を整えるだけでなく、 「やっと胸が完成したと感じた」 「鏡を見るのがつらくなくなった」 そんなお声をいただくことの多い施術です。 医療的な安全性を大切にしながら、患者様一人ひとりにとって無理のない方法を選択することが何より重要です。 不安なことや迷いがあれば、まずは相談だけでも大丈夫です。 乳輪乳頭アートメイクを検討されている方の安心につながれば幸いです。
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