PMUアピアランスケア渋谷ブログ

アートメイクは感染症になる?

アートメイクは皮膚に傷をつけて色素を入れる行為です。 綺麗になるためにアートメイクを入れたのに、アートメイクを入れた箇所が感染すると、アートメイクが綺麗に定着しなかったり、痕が残ってしまう場合があります。 医療機関で正しい衛生管理のもと施術を行えば、感染症になることはほとんどありません。 そんな中で、どうしてアートメイクに感染症のリスクがあると言われているのでしょうか。 アートメイクによって感染症にならないための大切なポイントをお伝えします。 ぜひアートメイクを安全に行って楽しく過ごせますように♪

①施術時の衛生管理

アートメイクは針で傷をつけながら色素を皮膚の中に入れていきます。もし施術の際に触れる皮膚や、アートメイクで使う物品自体が清潔でなければ、感染症のリスクは上がってしまいます。 針の使い回し・不衛生な環境や物品・皮膚の消毒が不十分だった場合に起こりやすいです。 感染症を起こさないためには、医療知識をもとに正しい衛生管理を行うことが必要です。 以前は医療機関外でもアートメイク施術は可能でしたが、厚生労働省からアートメイクは医療行為と定められました。 具体的に当院で取り組んでいる衛生管理は ✔︎皮膚の消毒 ✔︎滅菌消毒された物品の使用 ✔︎患者様ごとに物品を使い捨て を行なっています。

このように施術する際に必要な針や、ガーゼ、綿棒などを個包装で滅菌消毒して使用しています。

②適切なアフターケア

徹底した衛生管理のもと施術を受けることは大前提ですが、アートメイクを入れた後のケアも大切です。 施術した箇所を清潔に保てるように、アフターケアも正しく行いましょう。

③施術時の体調

アートメイクは皮膚に傷をつけて色素を入れていく行為です。 体の免疫力が下がっている時にアートメイクを施術すると、体調が良好な時に比べて傷口から感染する可能性が高くなります。 ただしアートメイクで傷をつける肌の層はかなり浅い箇所。(表皮浅層) 感染症を起こす可能性はかなり低いですが、施術を安全にできるような体調であることが大切です。 PMUアピアランスケア渋谷では、当院の医師の診察のもと、体調に問題がなく安全に施術を受けることができる状態かを確認しておりますのでご安心ください。

特にリップアートメイクは注意が必要?!

唇は他の施術箇所と比較しても、雑菌がつきやすく感染症のリスクが高いです。 施術の際の徹底した衛生管理と、正しいアフターケアで口唇ヘルペスの予防を十分に行いましょう。 そもそも「口唇ヘルペスって?」 口唇ヘルペスとは、唇や唇の周りに小さな水ぶくれができる病気です。 この病気の原因は単純ヘルペスウイルスです。 実は子供の頃にこのウイルスに感染した経験がある人がほとんどですが、無症状の場合が多く感染したことに気づかないことも。 一度感染すると体の中の神経節にウイルスがずっと潜んでいます。 体調が悪くなったり、免疫力が下がった時に口唇ヘルペスが現れる場合があります。 リップアートメイクで唇に傷をつけることで、唇の免疫力が低下しやすくなり、普段潜んでいるウイルスが活性化してしまうことが原因です。 万が一口唇ヘルペスが発症した場合も、適切な処置を迅速に行うことで症状が軽くて済む場合も多いです。 口唇ヘルペスを防ぐためにも、正しい衛生管理を行なっている医療機関で施術を受けてくださいね。

アートメイクは皮膚に傷をつけるので感染症のリスクはゼロではありません。 正しい知識のもと施術を行うことで、アートメイクの感染症を防ぐことができます。 ぜひ参考にされてみてくださいね♪

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