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乳輪乳頭縮小術の傷痕カモフラージュ

乳輪や乳頭を小さくする手術をご存知でしょうか? 乳輪や乳頭を縮小する手術の時の傷が、白く残る場合があります。 「コンプレックスを解消するために手術を受けたのに、傷痕が目立つため余計に気になるようになった。」 そうお話しされる方も多いです。 もしその傷あとが気になれば、アートメイクで傷あとに色を入れることで目立たなくすることができます。 まだ認知度が高くはない、傷痕のアートメイク。 同じようにお悩みの方に選択肢のひとつとして参考になれば…とお写真掲載のご協力をいただきました。 今回は症例写真と合わせて、乳輪傷痕のアートメイクの実際を解説していきます。

どのように傷跡がカモフラージュされるの?〜アートメイクでできること・できないこと〜

✔︎完全にもとの色味と一致させることは難しい 傷痕を元の色味に戻してそのまま消すというよりは、傷痕を【目立たなくさせること】がゴールです。 たくさんある色素の中からいくつか色素を組み合わせ、さらにその配合も乳輪に馴染むよう微調整していきます。 ✔︎2回以上の施術が必要 傷痕はアートメイクの色が定着しづらい場合と、逆に色が濃く残り過ぎてしまう場合があり、体質による個人差が大きいです。 まず初回では慎重に色を入れて、定着の状態を確認していきます。 その定着の状態を確認して、2回目で色素の色味や入れ方を微調整していきます。 2回目の施術は、施術後1ヶ月経過すれば可能です。 ✔︎数年に1度のメンテナンスがおすすめ 定着した色も、ターンオーバーの影響で必ず毎日少しずつ薄くなっていきます。 薄くなったなと感じるようになったタイミングで、リタッチをされると傷痕が目立たない状態を保つことができます。 個人差はありますが、大体2〜3年ほどでリタッチされる方が多いです。

症例写真をご提供いただいた患者様は、乳頭縮小術に加えてモンゴメリー腺の切除術もされています。 今回はその両方の傷跡カモフラージュをさせていただきました。 施術前と2回目の施術から2ヶ月後の定着の状態を比較しています。

白い傷痕に色が入ることでかなり目立たなくなったと喜んでいただきました♪

アートメイクを馴染ませるために…施術の際に意識しているポイント!

✔︎ベタ塗りにしないこと 乳輪は全部同じ色味でできているわけではなく、箇所によって色や薄さも違います。 あえて少しムラを出すような技法を選んだり、施術の力加減を調整しています。 ✔︎グラデーションを作ること 乳輪は乳頭部(真ん中)から外側に向けてだんだん薄くなります。 光が当たるとき乳輪の上部は明るく、乳頭より下の方は影になるためやや暗くなります。 今回の症例では、乳輪縮小の丸い傷痕は色をしっかり入れています。 モンゴメリー腺は外側まで全て色を強く入れると不自然になります。 外側にあるものはあえてカバーせず、中央部分から外側にかけてだんだん色が薄くなるように施術しました。

施術をご検討されている方へ…アフターケアについて

アフターケアは傷痕の感染予防や、色を綺麗に定着させるためにとても大切。 ・抗生剤入り軟膏を乳輪に塗る ・上からガーゼで保護する これを1週間行っていただきます。 もし施術される場合は、アフターケアもふまえてご予定を確認されてみてください^^ 当院では初回から全体に色を入れていくのではなく、まずは一部分だけ色を入れて経過を確認するというプランも用意しています。 経過次第で全体的にカモフラージュするかを決めていただくことができるので、色や定着の仕方が心配…という方は、こちらがおすすめです。 今乳輪の傷痕にお悩みの方へ…まずは傷痕のカモフラージュも選択肢のひとつとして、ご相談だけでも可能ですのでお気軽にお問い合わせくださいね。

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